新しい味を追求して未来へ。

プッチンとの出会い

スグル食品グループはもともといかの加工から始まりました。
1948年、漁港で廃棄されているいかを格安で仕入れ、甘く味付けして広島駅前で販売していました。
1973年頃、いか原料の入手が困難となり、いかの代替品として当時開発されていた「プッチン」に注目しました。
魚のすり身をシート状に成型し焙焼した「プッチン」をフライしたり、甘辛いタレに漬け込んだりすることで、イカ天・のしいかの代替品としました。

ビッグカツの誕生

ビッグカツは「子供たちに安価で、栄養豊富なものを食べさせたい」という想いで開発されました。
当時高級品として国民的憧れだった「カステラ」のレシピを参考にしていたようです。

駄菓子が提供できる価値

「仲間・時間・空間」という3”間”が駄菓子の価値の一つだと思います。
しかし駄菓子屋さんが減少する昨今、仲間と同じ空間に集まり、楽しい時間を過ごす機会も減ってきたのではないでしょうか。
このような中で、私は改めてどのような形で「3間」を提供できるかを問われていると思います。
これからもただ商品を作って販売するだけでなく、生活全体に溶け込めるような取り組みを続けてまいります。